覚醒を待たない竜

楓・J・ヌーベルさんの乳がデカすぎて固定資産税払わされてる

安達としまむら第12話(最終回)「友と愛と 愛と桜と」感想

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びっくりするぐらい最初から最後まで平和な最終回だった。いや、面白かったんだけどマジで平和過ぎて「え?前回の引きからこんなんになるの?」って若干困惑してしまった。

結局安達としまむらの2人の関係に対しては明確にこうだっていう答えは出さない感じで終わったな。2人がお互いにお互いを特別な存在として認識しているっていうのは散々描写されてたけど、とりあえず「この先どうなるかは分からんけど居心地が良いからしばらくは一緒にいたい」って感じに落ち着いた印象。まぁそれはそれでアリだと思う。原作だともっと関係進んでたりするのかね。ちょっと興味出て来たぞ。

お泊まりのシーンは2人の関係の進展が上手く描写されてて良かった。しまむらの太もも大好きな安達すき。寝てるしまむらの口に触ろうとする安達ヤバい奴だけどすき。日常のなんてことないシーンばっかりなんだけど見せ方が素敵で終始ドキドキさせられた。こういうの「尊い」って言うんだね。

日野と永藤は今回も最初と最後にちょっと出たぐらいでほとんど喋らなかった。欲を言えばもうちょい出番欲しかったなぁって感じ。この2人はあだしまより明らかに早く距離詰めてるのであんまり描写する必要ないのかもしれませんが…

カードファイト‼︎ヴァンガードGNEXT第49話「兄弟決戦」感想

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神回。紛うことなき神回。

 

今回はとにかくマジで演出が良い。カズマ君の過去とカズミさんに教えてもらったことを現在のファイト描写とシンクロさせることで、彼自身のファイターとしての心の成長をライド・ソウル・CB・ドロップゾーンといったVGの基本的なルールや「ドロップゾーンにグレード1を貯めて強くなる」というルアードのデッキコンセプトと上手く絡めて描写していて非常に良い回だった。最後の竜皇ルアードでアタックした時手札を5枚捨てる描写もずっと逃げてばかりいた序盤のカズマ君との対比や、「何としてでも兄を助けたい」という強い思いが現れていて本当に良い。

そしてずっと辛い過去に囚われていたカズマ君が出した結論が「全部自分になる!だから捨てんじゃねぇ!」 つまり「辛い過去だって全部自分の糧になるんだから目を逸らしちゃいけない・なかったことにしちゃいけない」というもの。

カズマ君前にシラヌイと戦った時に「過去の俺を捨てる」って言ってて結局シラヌイにボロクソにやられてたんだけど「過去を捨て去る」から「過去を捨てずに向き合い、清濁併せ呑むことで過去の自分より強くなる」っていう考え方に至ることであの時より成長したんだなって感じ。

あとこれは私の持論なんだけど「辛い過去を捨てずに向き合うことで成長する」ってGシリーズ全体における主題だと思ってて(初期のタイヨウ君とかストゲ編のカンパニー組やクロノ君とかが特に顕著) カズマ君も今回これで先輩達が歩んで来たような道を自分の力で乗り越えられたんだなぁって感慨深いものがあった。

負けはしたけど「東海林カズマ」っていうキャラクターの物語としてはこれ以上無いぐらいのベストバウトだったと思う。最後骸のアタックを防げないのが確定した所で「諦めねぇよ、最後まで、もう二度と」って言ってるけどこの台詞、「6治が捲れるかもしれないからトリガーが確定するまでは諦めない」っていうのもあるんだろうけど「今は取り戻せなくてもいつかきっとカズミを救える日が来る」「俺が負けてもクロノがきっとシラヌイを倒してくれる」っていう意味も含まれてるんじゃないかなぁーって風に聞こえてここでもカズマ君の成長を感じられた。

あと初見の人はカズミさんの「さよなら」発言を来るであろうGZ配信まで覚えておきましょう。

 

余談なんだけどカズマ君のモノローグの「ぐるぐる頭のふざけた奴」発言で爆笑した。泣くシーンなのに。

カードファイト‼︎ヴァンガードGNEXT第48話「覚醒の竜」感想

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竜皇ルアードお披露目回。

誰も信じられず独りで戦っているダムジッドと背中を預けられる仲間がいるストライダーズの対比とか、相変わらずタイヨウ君の分析が光ってたりとか、またガード制限に足元掬われるダムジッドとか見所は結構ある回だったけどダムジッドの敵としての格がもう落ちる所まで落ち切っているのもあってまぁ順当に勝って終わりだったなって印象。ダムジッド君ズィーゲンブルクしか使わないから試合ワンパターンだし。

 

ちなみに竜皇ルアードはこの回が最初で最後の勝利だったのは内緒。

アサルトリリィBOUQUET第12話(最終回)「ブーケ」感想

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23分が濃い(詰め込み過ぎともいう)最終回だった。

 

あら〜^すじ

百合ヶ丘女学院を急襲したヒュージに、梨璃はひとり対峙していた。

ヒュージが生み出した結界の影響により、梨璃が持つグングニル以外のチャームはいまだ起動しないまま…

必死にヒュージに立ち向かう梨璃のもとに、ルナティックトランサーを発動した夢結が現れる。

「梨璃、まだ戦える?」
「はい、お姉さま...」

ついに最終決戦・・・!
儚くも美しく戦う少女たちの物語の結末は・・・!?

 

前回の引きで満を持して出て来たラスボスが10分で倒されてて笑った。(間に夢結と梨璃が喋ってるだけのシーンとかもあるので実際はもっと短いが) 

それにしても夢結様、「私はいつも貴方の無茶に振り回されてた」みたいな事言ってたけど毎回毎回ルナトラ情緒不安定発動させてるあんたの方がよっぽど梨璃を振り回してないか。

一度はパス回しを妨害されるも、最終的には一柳隊の9人だけでなく他のレギオンも巻き込んだノインヴェルト戦術で撃破。9人でパス回すのは6話で一回やってるから、今度は一柳隊+他レギオンでパス回しさせて更に上を行く必殺技を見せるっていう見せ方は良かった。

そして撃退したヒュージのいた地盤からは温泉が。このアニメやたら風呂出て来るから最終回でも絶対風呂入るだろうなとは思ってたし、地面が爆発して温泉が出て来るっていうのもオチとしては結構よくあるけどこういう風にお風呂ノルマを消化するか〜、と割と関心してしまったシーン。シビアな世界観設定を上手くギャグに昇華させている。

 

そんでBパート。ラスボス10分で倒したし回収されてない伏線も多いし濃ゆいエピローグがあるんやろなぁ〜、とか思ってたら海底に新しい敵・アルトラ級ヒュージ(※)がいて今しか倒すチャンスが無いから夢結と梨璃に倒して来て欲しいとのこと。ここに来て新しい敵出して来るんかい。

(※5種類あるヒュージのサイズの中で一番サイズが上のヒュージのこと。スモール<ミドル<ラージ<ギガント<アルトラの順ででかい。)

 

それで夢結様と梨璃が海底に潜るんだけど、突然制服のリボン解き始めて「!!!???」ってなった。後の描写見る限り制服が救命器具の役割してたらしい。すげぇな。

このシーンの後で描写されてる二水の新聞曰く、2人は9日間下着だけの状態で救命用制服にくるまりながら海中を彷徨ってたらしい。このシーン絶対「ヤった」事への暗喩のつもりで入れただろ。

ラスト8分とかに流れぶった切って唐突に入れて来る辺り余程これ描きたかったんだろうな。そこは素直に凄いと思った。(こなみ)

ちなみにアルトラ級ヒュージは梨璃が精神世界で結梨と喋ってた間にいつの間にか骨にされてた。はえぇよ。結梨が出たのは多分梨璃が死の世界から現世に引き戻されたって暗喩なんだろうな。尺の都合なのか描写されてないけど梨璃は討伐中相当危険な状態にあったんだと思う。こういう精神世界で亡くなったキャラと対話するシーンすこ。

(直後に夢結様が「美鈴様は来てくれなかった」って言ってて「結梨の死への悲しみを忘れないことで成長した梨璃」と「美鈴様の死へのトラウマを吹っ切ったことで成長した夢結」って対比がめちゃくちゃ良い演出だっただけに結梨死亡回がもうちょいまともだったらなぁ… と思ったのは内緒。)

 

前回触れた美鈴様とヒュージの関係云々についても一応触れてて「美鈴様の夢結を守りたいという強い想いが残留思念としてCHARMに宿りヒュージに影響を与えたんじゃないか」、美鈴様が自分自身に対して憎しみを持っていたのは「レズになっていく自分が怖くて受け入れられなかったんじゃないか」みたいに結論付けてた。要するに前回のアレ全部ミスリードじゃねぇか。まぁ正直梨璃の憶測でしかない(CHARMを通して美鈴様の声を聞いたみたいな描写も無い)ので実際は違ってる可能性もあるにはある。美鈴様の過去とかは今後他媒体とかでもっと細かく掘り下げるつもりなのかね。

最後は百合ヶ丘に無事漂着した夢結様と梨璃がみんなに出迎えられて終わり。最後の最後で・v・と百由様がしれっと姉妹になってて噴いた。あと文句言いながらも夢結様と梨璃にタオル投げてあげる楓さんの漢気(女の子やぞ)が良かった。この子ほんと最後まで良いキャラしてたわ。

 

全話観ての雑感としては全てが酷いわけではなかったけどやっぱり描きたい事に対して尺が足りて無さすぎたのか後半かなり駆け足気味だったのが残念だな〜って感じ。最大の敵はやはり尺だったか。

最終回前半の三角のヒュージと後半のアルトラ級どっちかにラスボスを絞るか、三角ヒュージを11話で殺して12話をアルトラ級に丸々1話使うかすれば綺麗に収まったと思うんだけどどっちも出来てないせいで色々中途半端。前にもちょっと描いたけど2クールやって欲しかった… 

回収されてない伏線とか説明されてない用語、ほとんど掘り下げられてないキャラクターとかも結構あったしアニメではあくまで触りしか描かなくて残りは他媒体にぶん投げるつもりなのかもしれないけど、「10代そこらの女の子が超常的な力を使って人類の敵や犯罪組織と戦う」みたいな他の似た感じのタイプのアニメはオリジナル作品としてしっかり単体で完結していた分、どうしても不親切さが拭えないまま終わってしまったという印象。

ただ作画は良かったし、好きなキャラや好きなシーン、台詞とかは結構あるのでまぁ視聴して良かったなとは思える作品だった。これからのメディア展開に期待したいところ。制作スタッフさん、声優さん、全12話お疲れ様でした。          

おわり

カードファイト‼︎ヴァンガードGNEXT第46話「ベルノの挑戦」 第47話「輝きの果てに」感想

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2話続けてベルノさん回。「輝いている人間を見るのが好き」だったベルノさんが、「自分も同じように輝きたい・自分自身も同じ場所に立って誰かに輝きを見せたい」という境地に達したのがまさにヴァンガード=先導者、誰かが誰かを導きその人がまた別の誰かを導くという作品のテーマを体現していてとても良かった。

ベルノさんは惑星E(地球)に来られて幸せだったでしょうね。宿主とも仲良かったみたいですし地球の文化?みたいなのを楽しんでるシーンも結構ありましたし。カズミ(シラヌイ)の野望を知って単純に否定するんじゃなく、最後に消える時まで「ヴァンガードと向き合って欲しい」とシラヌイの善性を信じ、何とか彼が変わってくれるよう促すように言ってたのも優しい彼女らしくてとても良かった。良いキャラだけにもう少し出番あっても良かったのになぁ〜って思ってしまうのが惜しい所。

ベルノさんファイト面だと今までそこまで目立って強く見えるキャラでは無かったけど、今回はコトノハのパンプとか天啓のトリガー固定とかで新規カードは無くとも上手く実力者として魅せられていたと思う。パワー4万オーバーのリアガードが4回殴って来るのは流石にヤバい。まぁ2回とも負けちゃったんですが。トコハちゃんのカトリーナが10万オーバーとか出すのが悪い。負けても折れないのが彼女の良い所。

ベルノさんが中心となった2話だったけどカズマ君とカズミの兄弟に関しても結構掘り下げられてる回だったね。背比べの柱の話から察するに鬼丸家は(主にカズマに対して)悪い意味で相当厳しかったんだろうなぁ。そんな息苦しい環境にいたんじゃカズミもカズマ君に対して傷付けてしまってるんじゃないかと罪悪感を抱いてしまうのはよく分かる。カズマ君もカズミも何も悪くないのがしんどさを加速させてしまっている…。

次回はカズマVSダムジッド。ダムジッド君ベラベラ喋る奴扱いされてんのマジで笑う。まぁ残念でもないし当然か。

安達としまむら第11話「月と決意と 決意と友と」感想

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前回(https://gigadorimandagx.hatenablog.com/entry/2020/12/21/211335)を安達の視点から改めて描き直してみた感じの回だった。

安達さんやはりあの時しまむらが他の女の子と仲良くしてるのを見て「嫌われてるんじゃないか?」と思い逃げてしまった様子。本当はしまむらも安達大好きで一緒にいたかったのにすれ違いぶりが切ない。

そしてしまむらが体育館の上にも来ないようになって本格的に落ち込んでしまった安達の前に現れたのがサムネの謎の易者。彼女のアドバイス(?)により安達は「もうしまむらから逃げない」という決意を固めることに。童貞臭いとか言われてる彼女だけど様々な出来事を乗り越え成長し、ここに来て本格的に殻を破れるようになった印象。ところでこの易者後で警官に追われてたけど大丈夫なのかな、明らかに無許可営業だよな。

そしてしまむらの元に戻って来た安達。再会の抱擁を交わした所までは良かったんですが… しまむらとの電話中に感極まってしまったのか泣き出してしまった安達さんと、それを見て何やら勘違いしてしまったようであるしまむらさんとの間でもう一波乱ありそうだなという所で次回の最終回へ。

ちなみに今回日野と永藤はほとんど喋らなかった。ヤシロは出番あったのに。好きなキャラだから悲しい。最終回は流石に出番あるよね?

アサルトリリィBOUQUET第11話「ユリ」感想

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あら〜^すじ

夢結は再び美鈴の幻覚に悩まされていた。

そんな中、百合ヶ丘女学院をヒュージが襲う。
学院のリリィは戦闘態勢に入るも、なぜかチャームが動かない!?

全リリィに退避命令が出されたが、夢結の姿は見当たらなくて――。

「……行ってきます。お姉さま……」

 

雑感

来週観ないと分からん要素が多過ぎて書くことがねぇ。

 

美鈴様の幻影が再び登場。夢結様と美鈴様の過去に焦点が当てられ、「美鈴様はCHARMのマギを利用することでヒュージに与している」「美鈴様はレアスキル『ラプラス』(カリスマの上位種スキル)を使って夢結の記憶を弄っている」「美鈴様は自身と世界に対して強い憎しみを抱いていた」といったようなきな臭い感じの伏線が色々提示されたんだけど

美鈴様が何でヒュージに与するようになったのか謎だし、夢結様はどこまで記憶を弄られているのか・夢結様はそれを思い出しているのかも謎だし(描写から察するにおそらく美鈴様が記憶を弄った理由は自分の醜い本性を夢結に知られるのが怖かったからだと思われるが)、美鈴様は自分自身や世界に強い憎しみを抱いているって言ってたけどそれがどういう理由による憎しみなのかも謎なのでマジで来週観ないと何とも言えなさすぎる。

ありそうなのはどっかの国防仮面みたいに終わりの見えない戦いを半永久的に続けなければいけない運命を呪っていっそ世界も自分も全部ぶっ壊して終わりにしようとヤケ起こしてヒュージに与しちゃったパターンかなぁ。それか単純に好奇心に飲まれてヒュージ側についたとかCHARMの使い過ぎか何かによる精神汚染でも受けてておかしくなってたとか。一応準主人公の元パートナーだから美鈴様が絶対悪で終わるようなことはしなさそう。

(そもそも美鈴様って視聴者目線だとここまでで夢結様の元パートナーでヒュージとの戦いで亡くなられてるぐらいしか情報が無いので突然こんな全ての元凶みたいに色々設定提示されてもこっちは困る)

 

とりあえずなんかラスボスっぽいでかいヒュージ出て来て、梨璃のグングニルと夢結様が昔持ってたダインスレイブ以外のCHARMが使えなくなって、夢結様は(いつもの)情緒不安定で主人公の梨璃が1人頑張るしかないぞ!って感じで最終決戦っぽい雰囲気は出てるんだけどこれあと23分で綺麗に纏まるのかねこれ。何はともあれ次回の最終回に期待。最後はみんなでラムネパーティして〆られたらいいな。

あと茂みから出て来る楓さんが面白かった。かくれんぼ禁止。