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カードファイト!ヴァンガード 新右衛門編第20話「ギアクロニクル」視聴しての感想と考察

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↑かわいい。守りたいこの笑顔。

 

 

正直単体の回の出来としては新右衛門編始まって以来の微妙さでした。せっかくの世界大会編(?)なのにいきなり準決勝だし試合は全省略だしテキストは説明されないし… これ一応TCGアニメだよね? ストーリーを早く進めたいのは分かるけどもうちょいファイトシーンちゃんと描けんのか。

あとシン(マークも)が突然世界トップレベルのファイターになっててチヤホヤされまくってるのも違和感。お前ら別に今までそこまで強くなかっただろ。いつからヴァンガード異世界転生無双ものになったんだ?

とまぁ観ててかなり不満が溜まる回でした。ライブパパは回を重ねる毎に株を落とす事しかしないし。

 

ただ今回新章1回目という事で今後の展開に繋がりそうな描写がちょくちょく見受けられたので簡単な考察でもしていこうかと思います。今回の考察要素は

①ライブが突然試合放棄したのは何故か?

タツヤはどういった経緯でリューズの協力者になったのか?

の2点です。

(※この考察は前作「カードファイト!ヴァンガードG」の設定をGとパラレルワールドの関係である本作がある程度踏襲している事を前提としています。)

 

①ライブが突然試合放棄したのは何故か?

今回ルウガに対してリアガードを出さないなど明らかに試合放棄とも言えるプレイングをして負け、更には「俺は(リューズへの協力で)忙しいからお前ら2人で戦え」などと意味不明な事を言い出してチームNIPPONを去った新導ライブ。ですが私には彼の言動・行動からは「忙しい」以外に明らかにもっと大きな意図があるように思えました。

20話アバンでリューズはライブにギアクロニクルのデッキを使って欲しいと協力を申し出ています。更にリューズはライブにこれを「世界大会の舞台で」使うように言っています。本来であれば大事な試合である世界大会で突然使い慣れていない借り物のデッキで戦わせるなどファイターからしたら自殺行為です。ですのでリューズは「ギアクロニクルのデッキをライブが世界大会の場で使うこと」に何かしらの意図を秘めているように感じられました。

もしかするとリューズはライブが世界大会という公の場でギアクロニクルを使うことをある種のデモンストレーションとして利用しようとしていたのかもしれません。それかギアクロニクルを使わせる事で何かしらのデータを取ろうとしていたorエネルギーを発生させようとしていた可能性もあります。ライブが舐めプを図った+これ以上の戦いを拒んだのはこれに反発しようとしていたのでしょう。

後述しますが本作が前作「カードファイト!ヴァンガードG」(※以下「前作」)の設定をある程度踏襲しているのであればリューズの研究は多くの人間やユニットの命を犠牲にしかねない非常に危険な物です。次回予告に「召喚実験」というワードが出て来た辺り今作でもリューズが前作と同じ目的を持って動いている可能性は高いです。そしてライブも試合中に怪訝そうな顔でリューズを見ていた辺りそれに(どこまでかは分かりませんが)ある程度気付いていたと考えられます。ライブからしたらそんな危険な事件にシンやマークを巻き込みたくはないでしょう。ですのであの一連の行動はシンやマークを守る為に止むを得ず行った… そのような考察が頭に浮かびました。

(まぁあの一連の行動がシンやマークを守る為だとしてもルウガに舐めプしていい理由にはならないし、チーム離脱の件もちゃんと事情を話さないせいで状況悪化させただけだし、大体リューズに協力しなきゃ良かっただけの話だし、子供にとって大切な時期に胡散臭い科学者に協力して子供も妹もチームメイトもほったらかしにしたダメ親父っていう評価は覆らないし、そもそもエスカップで試合放棄して勝手に実況席に上がったりルウガとの決着からも逃げようとしてたのまだ俺は許してないしその一点だけで許されるのは個人的に胸糞悪いですが…)

 

 

タツヤはどういった経緯でリューズの協力者になったのか?

今回なんとリューズラボで働く研究員として再登場したシンの友人、橘タツヤ。ですが彼はどういった経緯でリューズと知り合ったのでしょう?

 

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まず今週から新しくなったオープニングでタツヤが絶望したような表情で隕石が落ちたクレーター跡を眺めているカットが追加されました。

 

そして本編中でこのクレーター跡は本編2年前に落ちた隕石の衝突跡であり、今でも追悼式典が行われる程の多くの犠牲者を出してしまった事が言及されています。

そしてこの式典にはタツヤの姿もありました。(20話本編動画10:34〜10:40辺り)この事から察するにタツヤはこの事故で誰か大切な人を亡くしてしまっている事が想像できます。

 

この事故こそタツヤがリューズに協力するきっかけになったのではないでしょうか?

 

このブログを読んでいる人のほとんどは前作を履修していると思うので今更語るまでもないと思いますが前作においてリューズはユニットによって地球とクレイを繋げることで完全なる未来(=全ての人間が自分にとって都合の良い夢を見続ける世界)を作り出す事を目論んでおり、その為に大切な人との離別を経験してしまった人間やいじめによるトラウマを持った人間を「完全なる未来が実現すればその悲劇をなかったことにできる、幸せな未来が手に入れられる、大切な人を蘇らせられる」などと唆し自らが支配する「カンパニー」という集団に引き入れ、協力者として利用してきました。(自分の科学力を示したいだけでリューズに協力していた有能マッドサイエンティスト君とショタをストーカーしたいだけでリューズに協力してたCV石田彰がいた気がするが気にしてはいけない)

タツヤが事故で大切な「誰か」を失っていて、なおかつリューズが今作でも「完全なる未来」の完成を目論んでいるのであればタツヤが協力しているのにも納得が行きます。リューズに協力すれば過去の悲劇をなかったことにできるかもしれないからです。それと本編でも言及されていましたがリューズのラボがこの事故で起こったクレーターの中心にあるというのも作為的な物を感じますね。これも何かリューズの狙いなのかもしれません。

 

とりあえず今回の内容から考察できる要素はこんな感じです。他にも気になることはあるんですが考察材料が少なすぎるのでこんなもんで。

 

(正直こんな末端アニメの考察しても1円にもならないしリューズ以外のカンパニー組が出るのかとCV戸松遥のリューズの部下がファイトするのかだけ早く教えてくれ OPでリューズよりデカく映ってたしファイトするよね??)

 

おわり