シオン君VSタイヨウ君の黄色いクラン対決。
サブタイトルが無駄にお洒落。
格上であるシオン君相手に研究と読みでダメトリのワンチャンさえ無ければ勝てる所まで肉薄したタイヨウ君のプレイングの良さが光る回だった。
シオン君のデッキは勇敢の発動条件の都合上どうしても手札が薄くなりやすい(特にゲームエンドを狙ってくる終盤)のでそこを狙って最も要求値の高い旭光絢爛に乗る判断は正しかったと思う。というか手札に万券2枚しか見えてない状態であの要求値出したら誰だって勝てると思うわな。予選のカル戦でコストを温存した結果詰め切れずに敗北した事の反省も踏まえて戦っていたのも良かった。タイヨウ君も1戦毎に戦いの中でしっかりと成長していることが上手く描写されていたと思う。(でもシオン君に負けて悔しくて泣いちゃう所は可愛かった。タイヨウ君は年齢不相応にしっかりしてる分、こういう時々見せる年齢相応な部分が凄く可愛らしく映るキャラ)
対してシオン君は今回は正直引きに助けられて勝った感が否めなかった。初回でフィデスに乗ってたのも謎だし。脚本の都合上ここで勝たせないと福原が上がれないし、次のクロノ君の勝敗=チームの勝敗って展開に持っていけないから仕方ないね。
あと細かい所の描写だと早尾先輩に助けられたことにうだうだ言ってるリンに対して早くファイトに向かうようにきっちり咎める早尾先輩が良かった。早尾先輩はヘタレな所はあるけどまとめ役としての自分をちゃんと自覚していて、言うべき時はしっかり言いたい事を言えるキャラなので先輩として凄く頼りになる人だと思う。
