カードゲームで不良のシマ争い、負けたらデッキ裁断、無茶苦茶な俺ルール… よし！いつものカードゲームアニメだな！(錯乱)
ところでクロノ君のデッキ(十二支刻獣)ってどこぞのショタジジィが命がけで呼び出し、クロノ君達とそのショタジジィの一派が命がけで奪い合ったかなり曰く付きのカードなんだけど裁断機如きで潰せるんですかね、破ろうとしても謎パワーが発生して弾き返されたり、勝手に修復されたりしそう…
というわけで今回はカズマ君が(誤解で)捕まったクロノ君を助ける為に不良チームのボスと戦い、自分の諦め癖と向き合う回。不良共はせめてカズマの大体の容姿だけでも確認しておけよ。
クロノ君は囚われの身の割に不良共に不敵に煽り返したり、妙に冷静で笑った。普通「俺は東海林カズマじゃない！誤解だ！」とか言う所だろあそこ。数多くの戦いを経て捕まり慣れたんだろうか。(オイ)
前半観てる時は「これクロノ君ちょっと無責任過ぎじゃないか…？」って思ったけどカズマ君の欠点って作中でも言われてるように「勝てない」んじゃなくて、「強いのに勝てる状況で自分を信じられない」ことだからこういう後に引けない状況に追い込んで「絶対勝てる」「お前なら大丈夫」の一点張りで最後まで戦わせるのは(本人には酷だっただろうけど)上手い更生のさせ方だなと思った。「ファイトはお前の全部を教えてくれてる！」とクロノがどこぞの20歳のおっさんに散々言われたことをカズマに対して指摘するシーンも良い。師の教えは巡り巡って次世代、まさにNEXTに受け継がれるのである。
今回ボスが使ったスパイクブラザーズ(スパイクブラザーズ使い久々に出たな…)、自身のユニットをバインドゾーンに送り、そこからまたすぐ新たにコールし直すという特異なスキルを持っているのですが、それを「選手が水分補給をし、またフィールドに戻ってくる」という演出で表現してたのは面白いなと思った。噛ませも良いとこだったけどな！
(※ちなみにスパイクブラザーズの省略無しのまともなファイトシーンが描写されている回はアニメヴァンガード全シリーズの中で今回が最後)
というわけで今回は自分の強さを信じ、最後まで諦めないことを学んだカズマ君と大切な友を愚直なまでに信じ続けるクロノ君の熱い友情が描かれた回だったのですが…
今回一番適切な対応したのって警察呼んで来てくれたタイヨウ君だと思うんだ。
相手は前回のマモルさんの台詞から見るに複数前科あるっぽいし、明確にクロノ君に向かって暴行してたし、下手したらクロノ君とカズマ君の命まで危ない状況だったから始めから警察案件にするのが正解だったでしょ今回。(まぁ警察案件にしちゃうとカードゲームアニメとして成り立たなくなるから仕方ないといえば仕方ないんだが…)
最年少が一番しっかりしてるとか大丈夫なんだろうかこのチーム。でもそんなストライダーズが俺は好き。
(画像は全て本編動画より引用しています)
